2025.8.8福地温泉夏祭り カトーエミイ舞踊塾フラアーツによる古典派フラダンス(フラカヒコ)出演 無事終了
- 大橋 司
- 8月13日
- 読了時間: 4分

カトーエミイ舞踊塾フラアーツ、奥飛騨温泉郷観光協会、福地温泉観光協会、(株)ペッププランニングのご協力と天候に恵まれ無事開催できました。ありがとうございました。
このブログ、最初の投稿は昨年8/8に訪れた「福地の夏祭り、凄い!」
それからちょうど1年後、フラと福地の舞踊の饗宴が実現しました。
きっかけは森をひらくプロジェクト
「2024.6.1-2 ヒダクマ フラダンスの楽器「カラアウ」製作のための森ツアー」
この時に感じた舞踊に対する共通点を探ってきました。
そして、饗宴
紹介するMC原稿
皆さま、お待たせいたしました。
これより カトーエミイ舞踊塾フラアーツ の登場です。
カトーエミイ舞踊塾フラアーツは東京を中心に20カ所の教室で、ハワイ島合衆国ナショナルヘリテイジ賞を受賞した「ナラニ・カナカッオレ」から直接伝承する古典フラ(言葉にするとフラカヒコ)を継承する日本唯一の舞踊塾です。
「なぜ福地温泉でフラダンス?」と思う方も多いでしょう。
そのご縁は、昨年、この近くの来福の森で、踊りに使う打楽器カーラウの材料となる木を採取したことから始まりました。
カーラウは、クリやシナなど、硬く締まった広葉樹で作られます。来福の森には、まさにそのような木々が豊かに育っています。
そしてフラは、ハワイの火山の女神ペレに捧げられ、大自然への感謝を表す舞。
ここ福地温泉からも、活火山・焼岳の雄姿を望むことができます。
さらに福地には、山岳信仰を源とする石動神社があり、春の例祭では、岐阜県重要無形文化財「鶏芸」などの民族舞踊が奉納されます。
自然への感謝、そして文化の継承——この精神は子どもたちにも受け継がれています。
実は、ハワイの古典フラと福地の民族舞踊には、「火山」と「山岳信仰」という共通のルーツがあるのです。
本日は、昨年福地の森で採り、1年かけて完成させたカーラウの響きと、昨日森で採取したシダやクマザサで編んだレイを身につけ、福地の自然、そして皆さまへの感謝を込めて舞います。
それでは——
カトーエミイ舞踊塾フラアーツの古典フラ、どうぞご覧ください!
観客のみなさんは想像していたフラダンスと違い、力強さに圧倒されているようですが、素敵な舞にところどころ拍手が巻き起っていました。
福地のみなさんも本物のフラダンスを観た、凄いと驚いた様子。
今回の内容は、
【ペレの神話に登場するMO‘O】
火山の女神ペレ (PELE) の最愛の妹ヒッイアカ (HI'IAKAIKAPOLIOPELE)は、ペレからの命令でハワイ島からカウアイ島へ旅に出ます。女神ペレがカウアイ島へ旅した時に恋に落ちたロヒアウ王子を、ハワイ島へと連れて来るように命じられたのです。
ハワイ島キラウエア火山 “ハレマッウマッウ” の棲家を出発し、マウイ島からオアフ島を経て目的地カウアイ島まで島々を旅する途中で、ヒッイアカは様々な試練に遭遇します。なかでも怪物モッオとの戦いでは、ヒッイアカは稲妻と風を呼び寄せる力強いチャントで果敢に挑みます。
ハワイで最大のモッオが棲むハワイ島パナエヴァの森で、二匹のモッオに襲われ生死の分かれ道に遭遇するヒッイアカは、智慧を駆使し “二匹を争わせて絡まり弱ったところ” を退治します!頭脳戦で最大の強敵を手中に収めたのです。
この時に身にまとったパワフルなヒッイアカのスカート(PĀ‘Ū) が、まさにシダで編まれたもの“パッウオパラエ”でした。そして、シダの首飾り(LEI)とシダの冠(LEIPO‘O)、KOAの木でできた杖(KALA‘AU)は、ヒッイアカを擁護し、蘇生の力を与えてくれたのです。
モッオ(MO‘O) とはハワイ語でトカゲの意味ですが、神話には怪物として多々登場します。しかし、強力な魔物であるがゆえに、場所によっては『土地を守る神』として崇められる存在でもあります。
オアフ島マノアでは、人間の女性に恋をして傷ついた醜いモッオをヒッイアカは優しく癒し、説得し立ち直らせます。
様々なモッオと対峙しながら、ヒッイアカは旅路の中で様々な知識を身に付けて、やがて半神半人から立派な女神へと成長してゆくのです。
これらの神話のチャントからは『困難を克服せずして幸福は手に入らない事』が会得できます。
🎵KUALOLOA
KUALOLOA KEA'AU
I KA NAHELEHELE.
HALA KUA HULU O PANA'EWA I KA LĀ'AU.
'INO KA MAHA O KA'ŌHI'A,
KŪ KEPAKEPA KA MAHA O KA LEHUA.
PO'OHINA I KA WELA A KE ĀKUA.
UAHI PUNA I KA 'OLOKA'A POHAKU.
NA PE'A IA E KA WAHINE.
NANAHU AI I KA PAPA 'OLUEA
MOMOKU AHI PUNA HALA 'ĀPUA.
A IHU E A IHU LA
A HULI HIA LA I KAI.
A IHU E A IHU LA
A HULI HIA LA I UKA.
A UA A HĀ WA'A WA'A
A UA NOHO HA'AHA'A.
A UA HELEI HELELEI HELELEI.
A 'IHI E A 'IHI E.
解釈/カトーエミイ
出典/イーデスカナカッオレファンデーション
観客のみなさんには、内容の説明や文が配られなかったのでよくわからない点があったかと思います。
次回は何らかの形でお伝えするとともに、福地の「へんべとり」のヘビとモォオ(トカゲ)との掛け合いで新しい饗宴の可能性がありそうです。
民族舞踊の背景と意味を探る文化交流、福地を中心に奥飛騨全体を巻き込んでいきたいです。


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